パソコン文字通訳みさきについて

(Last Modified : 2021-12-06)

設立経緯

大阪を拠点として幅広くパソコン文字通訳の活動をするために設立しました。

活動方針

話した言葉をそのまま文字に

本団体は「積極的には要約せずに、話した言葉をできる限りそのまま文字に」という方針で文字通訳を行います。ただし「話し言葉を文字に変換する速さ」には限界があるので、話し手が早口の場合などは、要約したり、省略したりすることもあります。

確実な方法で

文字通訳を行う場合、いくつかの方法があります。本団体では派遣メンバーが「文字通訳を必要としている人たちがいる場所」に行き、パソコンと「IPtalk」というソフトを用いて文字通訳を行います。将来的には、インターネット等を用いた遠隔での文字通訳も行う予定ですが、現状では「派遣メンバー全員が現場に出向く」のが、最も確実な方法と考えております。

実力主義

文字通訳のスキルを身につけるためには、かなりのトレーニングが必要です。しっかりとトレーニングを積んで一定以上のスキルを身につけた者のみを派遣します。一定のレベルに達しない者は、長期間トレーニングを積んでいたとしても派遣しません。

私たちは支援者

コミュニケーションの主役は「文字で伝えたい人」と「文字で伝えて欲しい人」です。その支援をするのが私たちの役目です。より良い支援をするためには話し手の協力が不可欠です。できる限りゆっくりとハッキリと話していただくようお願いします。

入念な準備で

「聞こえた言葉を文字にする」というのは、簡単なようで簡単なことではありません。その時々の最新の話題に関する内容であったり、アカデミックな話題であったり、常に新しい知識を求められます。初めて聞く言葉というのは文字にすることが難しいものもあります。ですから、通訳活動を行う前に、入念な準備が欠かせません。

団体運営方針

やりたい人が中心に

本団体のメンバーは、誰にも何かを強制されることはありません。何かやりたいことがあるならば、そして、それが規約や活動方針や法律に反することでなければ、やりたい人が中心になり物事を進めます。何かを強制しないかわりに「おせっかい」もしません。文字通訳に必要なスキルが身についてない人についても、団体として強制的に指導したりはしません。その人が自ら声をあげるまで何もしません。

会費は最小限

本団体の会費は必要最小限のものになっています。そのかわりに、なにか活動を行う場合には、その活動を行う人たちで費用を負担します。例えば「何かのスキルを身につけたいので外部から講師を呼び学習会を開く」ような場合、その学習会に参加したい人たちで講師料や部屋代を負担して学習会を開きます。

団体保有の資金や機材を残さない

パソコン文字通訳を行うためには、各個人のパソコンのほかに表示用パソコンも必要です。しかし、それらの機材は団体としては可能な限り購入せず、それを必要と思う人が購入します。そして、その機材を使用する時に機材の持ち主に使用料を支払うという方針です。本団体で通訳活動をおこなった場合には、その収益の全てを通訳者(+派遣事務をおこなった人)に分配するので、それを各自の機材購入費に充てていただきます。

会員数

2021年4月20日現在の会員数:7名