地理院地図上に半径300mの円を描く

(Last Modified : 2020-06-10)

はじめに

地理院地図上に「半径300mの円」を描きたい、という場合、「作図ツール」を使えば、半径300mの円を描くことは可能です。
しかしながら、円を描きたい地点の数が多くなってくると、作図ツールを使う方法は、ちょっと面倒。
面倒なのは嫌なので、JavaScriptと「Leaflet 」というライブラリを使い、円を描く作業が少し楽になるようにしてみました。

作図例

まずは、使い方を解説した動画をご覧ください。

(動画)radius300の使い方(56.5MB)

なお、地理院地図を印刷したりスクリーンショットとして利用する場合は、下記ページのルールに従ってご利用ください。

国土地理院の地図の利用手続 | 国土地理院

緯度・経度の表し方

座標を表す場合「度・分・秒を用いる方法」と、「10進数を用いる方法」があります。
前者の例:34度19分28.75秒、135度9分40.98秒
後者の例:34.324654、135.161383
それぞれ、相互に換算出来ます。
換算する場合は、国土地理院の下記ページを使うと良いでしょう。

緯度・経度と地心直交座標の相互換算

今回は「10進数を用いる方法」を用います。

緯度・経度の調べ方

円を描きたい地点(円の中心)の座標は、 地理院地図Google マップなどで調べることが出来ます。
以下、地理院地図の例です(いずれの画像も地理院地図を加工して作成)。
最大に拡大し、調べたい場所に十字を合わせる。地理院地図を加工した画像です。
ブラウザのアドレスバーに緯度・経度が表示されている。地理院地図を加工した画像です。
左下の白矢印をクリックすると地図の中心地点の情報が表示される。地理院地図を加工した画像です。

【参考】北端・南端・東端・西端の座標

日本全体、都道府県、各市町村における北端・南端・東端・西端の座標は、国土地理院の下記ページに載っています。

日本の東西南北端点の経度緯度 | 国土地理院

座標リストを作る

座標を調べたら、座標のリストを作ります。
座標リストは

地点名,緯度,経度

というcsv形式で、地点名は16文字までの文字列、緯度と経度は数値です。
地点名は無くても構いません。
16文字以上の場合は、先頭から16文字を使用します。
緯度と経度の数値は小数点以下6桁まで使用します。
6桁未満や7桁以上の場合は、6桁に丸めます。
1行に1つの地点を記述し、複数ある場合は、改行して追加していきます。
座標リストの例:

淡輪駅,34.331595,135.178530
みさき公園駅,34.324525,135.161189
深日町駅,34.318396,135.148863
深日港駅,34.317446,135.141876
多奈川駅,34.316598,135.136516
孝子駅,34.290901,135.150664

【注意】
地点名に「,(コンマ)」が含まれていると、その座標は除外されるので、他の文字に置き換えてください。
座標リストが出来たらテキストファイルなどに保存しておくと良いでしょう。

JavaScriptのあるページへのリンク

リンク:radius300

ダウンロード

ローカルに保存して実行したい場合は、下記のファイルをご利用ください。
ライブラリ「leaflet」の読み込み方法の違いで、2種類用意しました。
leafletが置かれているサーバーにトラブルがあった場合、オンライン読み込み版は使えなくなるので「leaflet同梱版」も用意しました。
2種類とも「leaflet」のバージョンは「1.6.0」です。
別バージョンの「leaflet」を使う場合には「radius300.html」の<head>タグ内の該当部分(2ヶ所)を書き換えて下さい。
ただし、別のバージョンを使った場合の動作は検証しておりませんので、自己責任でご使用ください。

どちらのバージョンも「radius300.html」をブラウザで開いてご使用ください。


オンライン読み込み版:radius300_online.zip(7KB)


leaflet同梱版:radius300_with_leaflet.zip(667KB)

更新履歴

2020-06-10:地図にスケールバーを追加